2017年11月26日日曜日

平成29年度佐渡地区高等学校・中等教育学校PTA連絡協議会会員研修会で講演

懇親会の集合写真。写真提供:伊藤善行

11月24日13:00〜、「平成29年度佐渡地区高等学校・中等教育学校PTA連絡協議会会員研修会」で講演をしてきました。会場は八幡館。演題は「仕事を作り、人生を拓く、小さな雑誌社の挑戦」。

今回の依頼はLife-mag.【佐渡 編】で取材した米農家の相田忠明さんが佐渡高校PTA会長を務めていることもあり、推薦を受けて依頼をいただきました。24日は荒天が予想され「もしかしたら船が止まるかも」とのことで、前日、ブリコールの展示会後に急遽、佐渡汽船に直行。いざ佐渡へ。相田さん宅に泊めてもらいお世話になりました。

この研修会は佐渡島内全体の高校のPTAの研修会で、校長や教頭、教員、そしてPTAの方々を合わせ約110名が参加。わたしの経験は教育的に果たして...? と思いながらも、いつも通り朴訥と語ってきました。

持ち時間、1時間のうち40分はわたしから。最後20分強は相田さんとの対談でした。雑誌創刊の経緯、創刊期の模索、近刊の編集エピソードなどを話しました。佐渡取材時に居候先をどう見つけたか、相田さんにどうたどり着いたかなども話しました。

持参したバックナンバーはほぼ完売し、ある程度の共感も得られたかと思いますが、わたしの「無謀な挑戦」に疑問の声もいただきました。

「あなたのやってることは〈男のロマン〉でしょう〜。家族が大変。実際の生活は?」

「自分の子どもが小林さんのような生き方をしたいと言ったら〈良い〉と言えるか疑問。モヤモヤが残った」

などなど...。

講演用に写真をいくつか持って行ったのですが、話し始めたら、もう夢中になってしまい紹介するのを忘れてしまいました。最後に相田さんから促されて思い出すという...。ある先生からは「いま講演会ってみんなきれいなパワーポイント使うでしょう。あなたのは思いが溢れてる感じでよかったんじゃない」とも言ってもらいましたが。

参加者の方々からは、賛否の声をいただきました。

講演の様子。撮影:伊藤善行

佐渡市真野新町の伊藤屋の伊藤善行さんが講演の様子を撮影してくれました。伊藤さんは佐渡高校PTA副会長を務めています。【佐渡編】取材時には伊藤さんを訪ねて島内の情報をいろいろと教えてもらいました。ご縁が一周回って、また再会できて嬉しかったです。

伊藤さんの「番頭のブログ」は旅館の広報という意味を越えて、佐渡全体の観光情報を伝えるブログになっています。行間に垣間見える情熱がすごい。

http://itouyaryokan.com/blog/

貴重な機会をいただいた相田さんはじめPTA役員の方々、準備に奔走していただいた先生方にあらためて感謝します。

これからも佐渡とのご縁をあたためていきたいです。いつかまた佐渡に関する特集号を!とも思っています。

ありがとうございました。