2012年6月19日火曜日

【報告】再刊ミーティング

617日()にLIFE-mag.再刊に向けたファンミーティングと題した座談会を開催しました。
会場は北書店、参加は友人知人・読者・初対面の人など約30名の方々に参加いただきました。

遠路遙々お越しいただき、また貴重なお時間をいただきまして本当にありがとうございました!
定休日にも関わらず、場所を提供いただいた北書店・佐藤さん、ありがとうございました。


今回の座談会は、

・共同発行人として背中を押してくれた岩崎徹氏とLIFE-mag.について
・LIFE-mag.のもともとの創刊の背景
・制作しながら見てきたもの、感じてきたこと
・休刊のわけ〜再刊を決意するまで
・これからのこと

をあらためて知っていただくために開催されました。
また、編者・小林自身のこと、「そもそもお前さんは何を思い、考え、生きてきたんだね?」ということに答える場でもありました。

18:45〜の座談会内容としては、

「岩崎徹氏、LIFE-mag.小林との出会い」

「LIFE-mag.その構想の根本にあるもの」
・・・マーケティングさゆく価値観への疑問
・・・同級生Yくんの自殺
「創刊前夜」
・・・パソコンとカメラを買うことから始まる
・・・「有機的」に伸びゆく新潟ネットワーク
「これからのこと」
・・・街の気配を読む
・・・多様な価値観に出会う場、視野の広がる雑誌を目指して
「現在取材中の佐渡で印象的だったこと」
・・・しあわせ豆腐の佐藤さん、屈辱の小学校体験
・・・農業と伝統芸能と地域を見つめる相田さん

20:10〜は参加者の簡単な自己紹介とメッセージをいただきました。

参加者からの声
Ⅰ.弘樹の夢はわかったよ。でもその「目的」に向けて、どのような「方法」でたどり着くのか聞かせてほしい。
Ⅱ.小林さんの人物像とLIFE-mag.という媒体のギャップの謎を知りたかった。こんな本を作る人だから、ちょっとオカシな人なはず、マトモな人間ではないはず。でも、実際に話してみると軽くて、さらりとしていて、フツーの人間である。何かがおかしい...。そのギャップを解くために来ました。
Ⅲ. 現代アートも、日常生活の中で無意識に見落としているモノやコトやツナガリを作品で浮かび上がらせるもの。業界は違えど、同世代で似たような感覚を持っている人がいて嬉しかったです。
Ⅳ.苦情ってことですが、とにかく休刊したときは悲しかったし、寂しかったです。


21:00〜は会場を大倉酒店さんに移して、乾杯しました。


相変わらず、大きな資本があるわけでもなく、手分けして作業してもらえるスタッフがいるわけでもなく、行くべき道を示してくれる人がいるわけでもないです。
自身の手と足と目と感性を最大限使って、来月の再刊に向けて取材・編集を続けてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

2012年6月13日水曜日

【原稿メモ】再刊に向けたファンミーティング

2012年6月17日(日)18:30〜20:00 北書店 にて
「LIFE-mag.再刊に向けたファンミーティング」と題した小さなトークセッションを行います。
詳細は【前項の記事】にて。

本日、13日の段階で県外・市外からも参加いただくとの表明をいただいています。
ありがとうございます。
ロクな説明もないまま3年間という空白を作ったにも関わらず、私から発せられる次の一声に耳を傾けていただけるのは本当に嬉しく、ありがたいことです。

参加される皆様の限られた貴重な時間を無駄にしないよう、精一杯お話させていただくつもりです。もともとの思い、空白期間、これからのこと。

正直、友人・知人の前でもLIFE-mag.についての「本音」のようなことをあまり話す機会はありませんでした。なんだか暑苦しく思われるんじゃないかっていう変な照れがあるからです。

しかし、実は友人・知人に向けても、何より読者に向けて、編者である小林弘樹自身の思いをもっとしっかりと伝えるべきではないのか?
「LIFE-mag.ってな雑誌はわかったけど、あなた自身の生き方ってのはどんなもんなんだい?」という疑問に真っ直ぐと答えるべきではないか?

今回は、そこに向き合う機会になったらと思います。

LIFE-mag.で一番伝えたいのは掲載させていただいた方々の生き方であり、喜びであり、葛藤であり、夢です。そして、LIFE-mag.がこの街に生きる人々への祝福となり、賛歌となることを願っています。
今回それは前置き。
私自身について語る【原稿メモ】の一部をあらかじめここに記しておきます。

「一人で雑誌を作る?こいつ正気か?やめときなよ」
ときにそう言われ、見られる編者の背景についてです。

○ 価値観や人生観までもマーケティングされゆくことへの疑問
○ 高校一年の夏休み最終日、地元Yくんの自殺
○ どこまでも有機的につながる人的ネットワーク
○ どのパソコンとカメラを買ったらいいのか?ソフトはワードじゃだめなのか?からのスタート
○ 新聞配達のおばちゃんの後ろ姿
○ インタビューの喜び、その生の劇場性
○ 創刊号の巻頭文をいま一度読み直す
○ この街にどんな気配を感じるか
○ 「矛盾」2008年8月2日駅前、伝えたいことは何か?答えに窮した私から出た言葉

この辺で...。
溢れんばかりの感情にいつもは蓋をしていますが、今回はそれを開けるのが目的。

「LIFE-mag.特別編〜編者・小林ってどんなやつ?〜」
というようなサブタイトルにしましょうか(笑)
会費の1,000円はビールやソフトドリンクといったワンドリンクを含んでいます。
ビールでも片手に「どんな変人か?」聞いてやってください。

北書店さんは20時までお願いしてあります。
がっつりトークして、終了後は参加できる方で仕切り直して乾杯しましょう。

では、また週末に。

2012年6月6日水曜日

LIFE-mag.再刊に向けて

Niigata Interview Magazine LIFE-mag.再刊に向けて活動しております。

現在、「取材」「編集」作業に没頭しています。
その「編集」作業は、相手の魂を自分に憑依させ、タイプライトを繰り返し、それに呑み込まれまいとする自身との闘いを机上で繰り広げるようなものだなと再確認しています。

【ひとつご報告です】

まだ未成熟で不安定な私とこの媒体の未来にかけ、共同発行人として東京の岩崎徹さんが力をかしていただけるとのことになりました。

そこで、6月17日(日)の18:30〜、これまでの思いとこれからの活動についてファンミーティングという形で、一座もうけたいと思います。

会場となる北書店の佐藤さんも定休日にも関わらず、快く了解いただきました。ありがとうございます。

皆様、ご都合つきましたらぜひお越しください。

[2012年6月4日(月)]の岩崎さんのFacebook上でのコメントを引用させていただきます。
先ほど、新潟インタビュー雑誌『LIFE-mag』再刊に向けたファンミーティングのご招待をおくらせてていただきました。新潟でしか手にすることのできない雑誌ですが、ぜひ読んでいただきたいと、ご案内させていただきました。この雑誌の編集者である小林弘樹と約1年前に知り合い、過去4号発行されたこの雑誌を手にし、編集者である僕は、後ろから頭を殴られたような衝撃と悔しさを感じました。手垢にまみれた編集経験では到底ありえない雑誌。この雑誌を作り始めたとき、小林本人に編集や取材の経験は全くなく、すべてが不器用で、非効率で、不格好なものです。しかし、そのなかに、計り知れない媒体力を感じました。自分には出来ない、という悔しさと、これを3年間発行できずにいる苛立ちが、どうしても再刊させたいという僕の意志に変わりました。今、小林は仕事を辞め、家族を新潟に残して、佐渡で取材を続けています。そして、7月には、約3年ぶりとなる『LIFE-mag』5号目を発刊します。僕は、この雑誌の共同発行人兼プロデューサーをさせていただきます。雑誌そのものは、以前と変わらず、小林弘樹自身が一人で作っています。新潟市にお近くの方は、6月17日、お時間がありましたら、小林と直接お会いください。お会いできない方も、発刊した際に、お手元にとどくよう努力させていただきます。ご興味のある方は、バックナンバーがありますのでご連絡いただければお送りします。共感していただけるようでしたらお買い上げください。期待外れでしたら、着払いでご返送ください。新潟インタビュー雑誌『LIFE-mag』、よろしくお願いします。


約3年間の沈黙を経て新潟インタビュー雑誌『LIFE-mag』をふたたび発刊します。
小林弘樹の眼を通して見る「世界」。
そして、小林本人の生き様をふたたび手にするための決起集会です。
是非、お越しください。(岩崎徹)

[日  時] 2012年6月17日(日曜日)18時30分〜
[場  所] 北書店
       〒951-8124
       新潟市中央区医学町通2番町10-1ダイアパレス医学町101
       TEL&FAX:025-201-7466
       http://kitashoten.blogspot.jp/
[会  費] 1,000円(ワンドリンク付き)
[内  容] 小林弘樹の“言い訳”
       読者からの“苦情”
       『LIFE-mag』vol.05
       これから、について
[申  込] niigata@life-mag.comに事前に連絡いただけますと助かります。
       直前まで予定が立たない方は、直接会場へお越しください。
       途中参加も可能です。





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