2017年1月6日金曜日

【西蒲原の農家 編】取材へ、吉田本町きゅうり生産者・近藤圭介さん

近藤さん

今日は【西蒲原の農家 編】取材で、燕市吉田本町できゅうりを生産する近藤圭介さんを訪ねました。ちょうど「接ぎ木」作業中ということで、今日は撮影のみでした。

カボチャの苗木にきゅうりの苗木を「接ぎ木」すると、病気にかかりにくく、しなかったものに比べて白っぽい粉が吹くことなく、ツヤのあるきゅうりが育つとのこと。一本一本手作業で、切り目を入れて、苗と苗をつないでいくこと、約3,200本。春先のおいしいきゅうりの影には、雪のちらつく真冬の手作業があるんですね(いや、ビニールハウス内は暖かかったですが)。

あと、上の写真で近藤さんは漫画『ドカベン』の岩鬼正美の真似をしているわけではありません。作業の途中で、きゅうりの葉をくわえて、かぼちゃの苗木に移植しているんです。よく見ると右奥のお父さんもくわえてますよね。一応。

接ぎ木作業中の手元

接ぎ木体験中

今日の取材はいわむろやの小倉くんと一緒でした。接ぎ木体験をした後、畑を歩きながら小倉くんはぼそりとこう言いました。

「これがほんとのケッコン(結根)」

インタビュアーとして、聞き逃しませんでしたよ。

今日の取材で10人目でした。これまでの原稿を起こしながら、誌面をレイアウトし、次の取材の準備をしています。そろそろ初回原稿を持って、一度取材した方にも補足取材、校正確認にも回りたいところです。

あらためて、西蒲原の土地は美味い食材、それを丹精込めて生産する農家がたくさんいるんだなと思わされています。引き続きがんばります。