2016年8月19日金曜日

「巻原発住民投票から20年〜明日の巻地域を考える〜」ライブ「たっつぁん『ふる里』を歌う」

7月31日から開催されている「巻原発住民投票から20年〜明日の巻地域を考える〜」もいよいよ今週末8月21日の写真展終了で会期を終えます。その前日、最後の夜は、地元で長くフォークソングを歌い続けているたっつぁんのライブが予定されています。角田山やはさぎ、阿賀野川など「ふる里」に暮らしながら生まれた歌の数々を聴けると思います。

また、たっつぁんは、住民投票時には主婦層が中心として集まった「青い海と緑の会」に参加しました(設立時には責任者として)。その運動のひとつの特徴として、歌で街宣を行ったということもあり、そこで「住民投票音頭」や「今、同じ海に出る」「ひとつ」などの歌も生まれました。こうした歌の披露もあるかもしれません。

シンポジウム〈〉〈〉とはまた違ったゆったりとした雰囲気のなか、たっつぁんのあたたかい歌が夏の終わりの福井の里に響くことでしょう。お時間ありましたらぜひに。

チラシ

日 時:820日(
時 間:18:30開場、19:00開演
入 場:1,000
会 場:福井旧庄屋佐藤家

そして、ここで以前に撮影したたっつぁんの映像をお蔵出し。こちらは今回のイベントのオープニングで披露した「住民投票音頭」。


たっつぁんには『Life-mag.vol.009』の取材でもお世話になりました。たっつぁんのフォーク人生や住民投票時のことなどはこちらにも詳しいです。以下は本誌たっつぁんページの扉写真撮影時(2015年8月30日・於 福井集落開発センター)に撮影した映像です。曲は「角田山」。


たっつぁん(=横山作栄さん)の取材では、生きることと歌うことをイコールで結び、仲間たちとゆるやかに楽しみながら歌い続ける姿をみさせてもらいました。一見、ゆる〜いんですが、そこには〈続ける〉ことの力強さを感じました。

「たっつぁんベスト」発売(2014年)を記念して行われた北書店さんでのライブ告知にもその人柄を感じることができると思います。

最後になりましたが、斉藤文夫さんや主催者の方々が撮影、収集してきた写真や資料の展示も21日までです。ブリコール・桾沢和典さんの圧巻の編集構成力、未見の方はお見逃しなく。

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