2016年8月6日土曜日

「巻原発住民投票から20年〜明日の巻地域を考える〜」シンポジウム〈1〉〈2〉

チラシ

7月31日から斉藤文夫さんの写真展ではじまった複合イベント「巻原発住民投票から20年〜明日の巻地域を考える〜」。明日はシンポジウム「巻原発住民投票・あの日、あの時」が開催されます。時間は14:00〜16:30、会場は旧庄屋佐藤家、入場無料です。

ゲストは笹口孝明さん(住民投票を実行する会 代表、元巻町長、Life-mag.vol.009掲載)、坂井恵子さん(主婦、運動に参加、後に町議へ)、織原正明さん(元NT21報道部記者、住民投票を取材)、松井克浩さん(新潟大学教授、社会学者として後に研究調査を実施)です。

わたしは聞き手、ある意味インタビュアーとしてお手伝いします。当時を知らない世代代表として、話を聞き出し、来場者の方々と共有できたらなと思います。

依頼を受けた時は、主催者の方々のまわりにもっと適役の方がいるのでは? とも思いましたが、斉藤文夫さんの「思い、願い」は、「旧巻町が経験した住民投票の歴史を、あなたたち世代に引き継ぎたいんだよ」ということだと勝手に想像しています。

早くvol.010【粟島編】の取材に入りたいという思いもあるのですが、こちらが終わるまでなんとも落ち着かない日々を過ごしていました。先日は主催者のひとり中村正紀さんを訪ねて助言をもらいました。また、坂井恵子さんを訪ねて簡単に聞き取りを行いました。今日はあらためて巻原発住民投票の全体像を整理するのに手元にある資料をあさって、明日用のノートをとっています。

自主管理の住民投票、町議選(条例制定派議員の逆転、上位3名が女性議員)、町長のリコール、町長選(笹口さんが当選)、日本初条例に基づく住民投票の実施といたった過程をそれぞれの立場から振り返ってもらいます。

もちろん緊張してますが、覚悟を決めて頑張ります。ぜひ20〜40代の若い世代の方々にも多く参加してもらえたらと思います。どうぞお気軽に!

また、14日も14:00〜、同会場にて「明日の巻地域を考える」が行われます。1回目は「振り返り」に重きをおいているのとくらべると、「さぁ、これからどうする?」といった意味合いが強いようです。

ゲストは小川英爾さん(角田山妙光寺住職)、坂井弘さん(角田山自然まもり人)、平岡一郎さん(佐藤家保存会理事長)、鏑城テイさん(女性起業家)、上原木呂さん(のぞきからくり研究家)、松井克浩さん(新潟大学教授)。そして、司会は桾沢厚子さん(Bricole)です。斉藤さんの写真展の構成・デザインは旦那さんの桾沢和典さんでした。

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